詩画倶楽部

ポエジー漂う小冊子。六角文庫の電子本、紙の本。ブログ・ライヴラリーです。
by vooker
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

日向の林檎—山村暮鳥

d0142402_1925335.jpg 
 名詩叢書
 日向の林檎
 山村暮鳥
 2002年10月25日初版
 2008年10月25日二版
 38ページ 8KB
 TTZ ダウンロード
 PDF 立ち読み



 病床で編んだ『雲』、遺稿集となった『月夜の牡丹』の二冊の詩集から、林檎を謳った短詩30編を纏めました。暮鳥生涯の秋の暮に、甘く、酸っぱく、淋しく実った詩編の味わい。

                       (2008.10.25)


 プレセペ・オンライン文庫で、PDF版が立ち読みできます。

                       (2016.12.8)


[PR]
by vooker | 2016-12-09 23:30 | *名詩叢書

風船乗りの夢—萩原朔太郎

d0142402_12521824.jpg

 風船乗りの夢
 萩原朔太郎
 2003年1月18日
 TTZ形式
 5ページ 28KB
 図書室 ダウンロード



 『定本青猫』(1936年)所収。
 明るい陽光の中の愁い。朔太郎の夜と昼という言い方をすると、昼の部類。倦怠と夢想。どこか「愁ひつつ岡にのぼれば花いばら」の句を連想させるのは、さすが『郷愁の詩人与謝蕪村』の著者。
 気球に旧暦の暦と酒瓶を持ち込んで、

  ふしぎにさびしい宇宙のはてを
  友だちもなく ふはりふはりと昇って行こうよ。

 わずか20行にも満たない作品ですが、なぜか愛着があり、ポエムレットに仕立てました。きっかけは青空文庫内の「ちへいせん」での連載講座「楽しい電子ルリユール教室」。その実践編の第一回に指名され、この詩を電子本(TTZ)に仕立てる手順を解説、同時に本棚にも並びました。
 現在「ちへいせん」は消滅、TTZも表舞台からは去りました。この本の味はePubでの再現は難しいので、このまま記録の意味でも再掲しておくことにします。
[PR]
by vooker | 2014-05-11 13:02 | *名詩叢書

色ガラスの街—尾形亀之助

d0142402_10365188.jpg
 名詩叢書
 色ガラスの街
 尾形亀之助
 2008年5月28日初版
 TTZ形式
 123ページ 32KB
 図書室 ダウンロード




 尾形亀之助の第一詩集です。大正14年、まもなく25歳。絵筆を捨てて詩に専念、ようやく上梓したわりには、言挙げもせず、トーン低く、序文で早くも膝を崩して横になってしまいそうな雰囲気。しかし、それこそが亀之助の詩空間です。言葉に余分な意味や表象を与えず、脈絡をつけず、作品は自由な放し飼いのまま(仮に逃げていっても作者は追わないのでしょう)。
 正津勉風に言えば、脱力の人。唐木順三に倣えば、懶(らん)の人。のちに餓死自殺や住所不定を夢想する詩人は、読者を煙に巻いたり、はぐらかしたり…。
  私が煙草をすつてゐると
  少女は けむいと云ひます 『煙草』
[PR]
by vooker | 2008-05-28 10:41 | *名詩叢書

聖三稜玻璃—山村暮鳥

d0142402_034293.jpg
 名詩叢書
 聖三稜玻璃
 山村暮鳥
 1999年12月10日初版
 2008年 3月20日四版
 エキスパンドブック
 54ページ 52KB
 図書室 ダウンロード



 独立した詩集として読みたくて、入力、電子本化した一冊です。青空文庫にも収めましたが、こちらでもよく読まれた本です。暮鳥の第二詩集、鋭敏な語感で捉えられた、詩のプリズム。発表当時「卒倒するほどの悪評」に見舞われたそうですが、「いちめんのなのはな…」で知られる『風景』や『青空に』などの傑作があります。
 その後、人道的長編詩や、枯淡の短編詩など、作風を二転三転させる暮鳥の、<詩性>が最も激烈だった頃と言えるでしょう。
 晩年の詩も好きですが、悲哀のプリズムで屈折してきた夕方の光のようで、暮鳥が穏やかであればあるほど、なにか切なくなります。
[PR]
by vooker | 2008-03-20 22:20 | *名詩叢書

貝殻調—竹内勝太郎

d0142402_022023.jpg
 名詩叢書
 貝殻調
 竹内勝太郎
 2003年3月12日初版
 2008年3月12日二版
 TTZ形式
 17ページ 20KB
 図書室 ダウンロード



 12の四行詩で綴られた、貝殻調の森の一日。ページを繰るごとに、野鳥の囀りがきこえ、光と空気が震えるようです。41歳で黒部峡谷の流れに消えていった詩人は、いつまでもきらきらと森の奥に輝きます。
 
[PR]
by vooker | 2008-03-12 01:27 | *名詩叢書

木菟—野口雨情・音座マリカ

d0142402_1143520.jpg
 童謡絵本
 木菟
 野口雨情/音座マリカ
 2003年1月20日初版
 2004年3月13日二版
 TTZ形式
 9ページ 52KB
 図書室 ダウンロード



 野口雨情に、木菟と獏を歌った、珍しい童謡がありました。『青い眼の人形』所収。
 題名は「木菟」なのでミミズクが主役なのでしょうが、脇役とは言え獏が童謡に登場するのは珍しく、六角文庫としてはうれしいことです。そこで、ミミズクも獏も大好きで陶像を製作している音座の作品を配して、童謡絵本に仕立てて見ました。
[PR]
by vooker | 2008-01-20 10:16 | *名詩叢書

生ひ立ちの歌—中原中也

d0142402_3505453.jpg
 名詩叢書
 生ひ立ちの歌
 中原中也
 2000年5月25日初版
 2008年1月10日三版
 TTZ形式
 18ページ、8KB
 図書室 ダウンロード



 昨年生誕100周年だった中原中也の、雪で綴った詩的自叙伝です。
 白い文字にシャドウを付けて、全体に雪景色のような雰囲気を出しています。詩句に雪が降りしきるアニメーションはWindowsでは機能しません。MacでもOS Xのclassic上では動作しなくて残念です。
[PR]
by vooker | 2008-01-10 03:06 | *名詩叢書

最新の記事

日向の林檎—山村暮鳥
at 2016-12-09 23:30
句集 鯨座
at 2016-12-05 23:01
星の踊り子—音座マリカ
at 2016-11-10 17:25
ポストカード・ブック ふうら春秋
at 2016-11-06 02:17
ラヴレター—宮沢賢治
at 2016-09-21 11:32
獏の甘い夢 — 泉井小太郎
at 2016-08-14 10:22
Sweet Dreams—泉..
at 2016-07-01 16:07
夢線通信—泉井小太郎
at 2016-05-26 22:54
白秋音楽会—北原白秋
at 2015-02-10 22:21
りんご上人—泉井小太郎
at 2015-01-21 13:18

フォロー中のブログ

六角文庫通信
マリカの野草画帖

検索

外部リンク

ファン

ブログジャンル

創作小説・詩
本・読書

画像一覧