詩画倶楽部

ポエジー漂う小冊子。六角文庫の電子本、紙の本。ブログ・ライヴラリーです。
by vooker
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白秋音楽会—北原白秋

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 白秋音楽会
 北原白秋
 2015年2月10日
 TTZ形式
 27ページ 136KB
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 白秋の第一歌集『桐の花』から、楽器演奏に関する短歌だけを集めてみました。クラリネットやトロンボーンなど西洋楽器もあれば、琴や三味線ら和楽器も鳴ります。プロの奏者もいれば、幼い小児もいます。それら一首一首に耳傾けて、白秋の奏でる調べを味わうのも、また音楽好きの楽しみでもあります。

 白秋は後に山田耕筰と「詩と音楽」を創刊、「砂山」「城ヶ島の雨」など沢山の童謡・唱歌を作りました。

 『桐の花』刊行時28歳だった白秋が50歳近くになって、こども達のために中古のピアノを手に入れます。念願の楽器だったのでしょうか、目頭を熱くしながら書いた詞書きと、昂揚感のある短歌二首を附録に添えました。
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by vooker | 2015-02-10 22:21 | *音の叢書

白秋天文詩歌抄—北原白秋

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 プレセペ叢書
 六角文庫編
 白秋天文詩歌抄
 北原白秋
 2009年10月12日
 TTZ形式
 34ページ 24KB
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 プレセペ叢書の八冊目、ようやく白秋の編集が完了しました。天文詩抄と天文歌抄から成っています。16編の詩と19首の短歌。

 葛飾紫煙草舎で雀と哀歓を共にした白秋は、小田原木菟の家では星にずいぶん親しんだようです。毎晩屋根裏に上って星を研究し、バルコンや寝室から夜空の美しさを仰いだ、と書き残しています。この頃の作品をまとめた『水墨集』には幾つか星の登場する詩篇があります。『邪宗門』『思い出』時代なら西洋星座や恒星の名前がきらきらと綴られ、伝説も華やかに語られたかも知れませんが、ここでの白秋の研究とは、星の知識よりも観望・観相を深めるようなものだったのでしょうか。ちょうど火星が世紀の大接近をしている時(1924年)でもありました。
 ウィンネッケ彗星を観たのが1927年、(小熊秀雄も長詩『数十万年目に相逢ふ月と星とに就いて』に描いた)三日月による金星土星の連続掩蔽を記録したのが1933年。
 はるか昔の天文イベントを詩歌で追体験出来るのはうれしいことです。
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by vooker | 2009-10-12 06:33 | *プレセペ叢書

雀の生活 -雀と人間との愛—北原白秋

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 雀の生活—雀と人間との愛
 北原白秋
 2008年11月6日初版
 TTZ形式
 76ページ 212KB
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 葛飾の紫煙草舎前後から、小田原に木菟の家を建てて落ち着くまでの、白秋の貧窮流浪時代。<寂しさに堪え、貧しさに堪えて>創作と推敲に打ち込む白秋を慰めたのが、住み替わる先々での雀でした。かれらに遊んで貰い、慰めて貰いながら、乏しい米櫃の白玉を与えて、白秋と雀たちの暮らしは続きます。その哀歓を、感謝と愛情を込めて綴ったのが、この記録。長編散文詩として8章220頁(全集版)を超える、小さな雀の大きな本となりました。また著者自ら、貧しい者の霊(たましい)の記録とも述べています。
 この時期、苦楽を共にした章子夫人が「若しもあなたが立ち行く事も出来ず、もう餓死するばかりだと云ふ場合が来ましたら、この雀達が一粒づつでもお米をくはえて来て、きつとあなたをお助けすると思ひますわ。」と白秋を慰めたエピソードが、初版本巻末で語られています。その時は「馬鹿らしい事を考へ出すもんだねえ。」と寂しげに笑った白秋自身が附記で「なるほど、三年後の今年になつて、雀が愈お米を一粒づつ啣えて来ました。」と謝している通り、この書物の出版から徐々に窮乏生活を脱する事が出来たようです。

 この小冊子では、『雀の生活』の第一章だけを収録しています。
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by vooker | 2008-11-06 23:50 | *狐の嫁入り文庫

月光微韻—北原白秋

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 月光叢書
 月光微韻
 北原白秋
 2000年7月1日初版
 2008年7月7日三版
 TTZ形式
 27ページ 20KB
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 月光叢書の第一冊です。
 詩集『水墨集』収載の、短唱二十二片による、幽けき月の光、匂い、象(すがた)。白秋の細やかな感性が月光に照らされてうつろいます。
 このシリーズは、当初、月光の降るような背景イメージで統一していましたが、改版に当たってデザインを変更しました。
 
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by vooker | 2008-07-07 21:41 | *月光叢書

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