詩画倶楽部

ポエジー漂う小冊子。六角文庫の電子本、紙の本。ブログ・ライヴラリーです。
by vooker
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古代生活の研究・抄—折口信夫

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 古代生活の研究 抄
 折口信夫
 2013年2月25日
 TTZ形式
 11ページ 20KB
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 折口信夫の『古代生活の研究』(副題・常世の国)から、獏と宝船に関連する章(第三章 夜牀の穢れ)を抜き出して小冊子にしました。
 いまでも悪い夢を見ると「獏食らえ、獏食らえ」と唱える風習は残っているのでしょうか。ホームページで「獏の博物館」を開いていた頃に、関東地方のあるサイト・オーナーから、子供の頃に祖母からよく聞いた、という報告を受けたことがあります。
 獏の札や宝船の刷り物にいたっては、明治時代でもう手に入れにくかったと言います。
 そんな夢に関わる獏と宝船の、夢のようにちょっと縺れた風習と歴史を、この短いエッセイで解きほぐしてあります。
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by vooker | 2013-02-25 00:16 | *狐の嫁入り文庫

貘との会話—芥川龍之介

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 貘との会話(仮)
 芥川龍之介
 2013年2月14日
 TTZ形式
 7ページ 24KB
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 芥川龍之介に貘についての作品があったとは、貘ファン、芥川ファンには堪りません。
それが最初のページを繰って、次でぷつんと切れている未完原稿なので、またまた堪りません。「雪のやうな毛を朧めかせた貘」「石炭の火に似た眼を挙げて」などと、これまでに出会したことがないような貘が登場すると尚更続きを読んでみたくなります。
 原稿は1920年頃と推定されていますが、芥川龍之介は貘にどのような知識とイメージをもっていたのでしょうか。幻想の貘と、実際のバクとの関連も含めて、聞いてみたかった会話ではあります。
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by vooker | 2013-02-14 15:52 | *狐の嫁入り文庫

獏—櫻間中庸

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 櫻間中庸
 2012年5月6日
 TTZ形式
 7ページ 20KB
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 夭折の童謡詩人・櫻間中庸(1911-34)の獏についてのエッセイです。
 彼もまた獏に魅せられた一人、夢を喰って生きる類なのでしょう。
「獏——私はたまらなくこの字が好きでありこの音が好きである。
 バク。ばく。BAKU。
 私はいつも斯う口すさんで見る。夢を食ふけもの——これがバクの内容である。このロマンチックな内容を持つたけもの。私の想の中にクツキリ生きてゐるけものに會ふ機を私は偶然拾つたのである。」
 獏が初めて日本に来たのは、1903年大阪の動物園で、マレーバクだそうです。
 櫻間中庸が見たのは《日本犬の持つた茶褐色の短かい毛》と記していることから、アメリカバクかベアードバクだったのでしよう。
 1935年には太宰治が「ダス・ゲマイネ」の中で、上野動物園があらたにバクの夫婦を購入したと触れています。小説の中では、動物園には行きながらバクは見ず仕舞い。
 山之口貘が上野動物園のバクと対面したのは1957年。写真ではアメリカバクと思われます。
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by vooker | 2012-05-08 23:32 | *狐の嫁入り文庫

獏の民話—南方熊楠

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 獏の民話
 南方熊楠
 2009年1月2日初版
 TTZ形式
 8ページ 8KB
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 獏についての文献が少ない中、さすがは南方熊楠。鼠の民俗を述べるうち、話はついついカリブの昔にまで及びます。といっても、話の主役はあくまで鼠。この短い文章は『十二支考』の「鼠に関する民俗と信念」の終わりの方にちょこっと出てきます。その部分を抜き出して、ここでは獏を主役に小冊子に仕立てました。
 獏の民話といっても、ギアナのナンベイ・バクのこと、夢を食べる話などはありません。おいしいカッサヴァをたらふくの、現(うつつ)の動物の物語です。
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by vooker | 2009-01-29 09:39 | *狐の嫁入り文庫

木菟—野口雨情・音座マリカ

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 童謡絵本
 木菟
 野口雨情/音座マリカ
 2003年1月20日初版
 2004年3月13日二版
 TTZ形式
 9ページ 52KB
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 野口雨情に、木菟と獏を歌った、珍しい童謡がありました。『青い眼の人形』所収。
 題名は「木菟」なのでミミズクが主役なのでしょうが、脇役とは言え獏が童謡に登場するのは珍しく、六角文庫としてはうれしいことです。そこで、ミミズクも獏も大好きで陶像を製作している音座の作品を配して、童謡絵本に仕立てて見ました。
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by vooker | 2008-01-20 10:16 | *名詩叢書

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